06.01 Hi-Tech出演に向けてのインタビュー全文
前回のHi-Techに引き続き、今回のHi-TecHも“TECHDANCE” をフィーチャーしたパーティーとなった理由を教えてください。
Hi-Techは決してTECHDANCEをフィーチャーしたパーティーではないですよ!(笑)
まず「Hi-Tech」というのはZEROTOKYOが新たなテクノ・パーティーとして4月にスタートさせたもので、
基本的にはおそらく純然たるテクノを主体としたものだと思いますよ。
なので、最初僕にTECHNO SETをやってほしいと乗田氏からオファーがあった時、え!?ってなったよ。
それもハードトランスにどっぷりだったアメリカ遠征中に、国内ブッキングマネージャーから突然連絡はいって(笑)
ご存知のとおり僕のキャリアはと~っても長い。
クラブ・ミュージックの初期は良い意味でカオスな時代で、
なんでもかんでも”テクノ”と呼ぶ十把一絡げな感じですごく刺激的だった。
その頃は僕もそういう広義っていうかニュアンスでの”テクノなもの”を作ったりプレイしたりしていました。
とはいえ僕はそれ以降の時代で言うところの所謂テクノ・ピュアリストではないので、
僕にとってのパーティー・オリエンテッド・テクノ(笑)『TECHDANCEのエクスクルーシヴ・セットでよければオファーを受けますよ』と。
YOJIさん自身が考える“TECHDANCE”の音楽的特徴やイメージはどんなものですか ?
それは正に今話したカオスな感じで、、、まあ、なんて言うかパーティー志向の強いぶっ飛んだアップリフティンッグ・テクノだね。
いわゆるハードテクノ的なブルータルなビートを基調としていて、そこにオールドスクールなレイヴ感を盛った感じであり、
トランス的なスペース感や壮大なブレイクもあったりで。とても遊び心がある、トリックたっぷりなところが特徴かな~
EXCLUSIVE TECH DANCE SET in Hi-Tech @ZEROTOKYO_JAPAN のおまとめRecapムービーをどぞ!動画を送ってくれた皆さんアリガト〜 pic.twitter.com/wqm2YWkKAI
— YOJI BIOMEHANIKA (@yojidotdj) April 15, 2024
また、テックダンスをまだ知らない人に魅力を伝えるとしたら、どんな魅力を伝えますか?
パーティー志向が強い音なので、ジャンルは気にせず楽しんでもらえるような気もするけどね~。 とにかく、かつてのクラブミュージックが持っていた、クリアではなく、良い意味で汚した音がTECHDANCEには ふんだんにあるし、全クラブミュージックファンに楽しんでもらえると思うな。知らんけど(笑)
前回の“TECHDANCE”セットを実際にプレイした時の気持ちを教えてください。
BIOMEHANIKAを取っ払ってYOJIという名義でTECHDANCEを謳っていたのが2007年~2013年くらいの期間なんですよ。 それ以降TECHDANCEを封印したってわけではなく、僕の中に溶け込んだって感触があった。 だからそこに特化して何かするって事はなくなっていたんですが、 昨年の10月9日に大阪で『テックダンスの日』ってのをリモコン・プレゼンツで開催あって 超久しぶり100%テックダンスだけのセットをプレイしたんですが、それがも~何もかもが最高だったんですよ。 クラウドも出演者もTECHDANCEのDNAは未だ衰えずって感じで。 で、その記憶がまだほんのりある中で、Hi-TechでEXCLUSIVE TECHDANCE SETがやれたのですごく楽しかったし、 東京のファン達にも届けられたのは最高の機会でしたね。
次回の“TECHDANCE SET” はどんなイメージですか?
イメージは120%テックダンス! もっともっと!最高のテックダンスを奏でます!お楽しみに。